明治のスナック菓子「カール」の販売が中部地方以東で8月生産分を最後に終了する。売り上げ低迷が原因。1968年の発売以来親しまれた商品だけに全面打ち切りは見送り、関西以西で「チーズあじ」「うすあじ」の販売は続行。


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カールのおじさん形はレア!

人気のカールですが、中部地方以東は販売中止となり、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西の西日本地域では「カールチーズあじ」「カールうすあじ」のみの販売となります。

西日本のでは売れているので販売続行ということですかね。

そしてカール生産拠点も愛媛県の松山市の工場に集約することに。

販売中止となる東日本では購入希望者が増えるでしょうね。

明日以降東日本でカール特需が一時的に発生します。

唄:三橋美智也 作詞:高杉治朗 作曲:川口真

カールおじさん達が登場するアニメCMのCMソングは三橋美智也の「いいもんだな故郷は」(作詞:高杉治朗、作曲:川口真)で、1990年にシングルが発売されました。CMの歌詞には多数のバージョンが存在します。

当初の歌声は民謡調のやさしい歌声で長閑な田園風景で「いいもんだなぁふるさと~~わ」と記憶に残るCMと言われました。

3代目CMで登場したカールおじさんは風貌が品がないとの声が社内から上がり、4代目CMではいったん消えたものの、復活要望の声が多かったことから5代目CM以降再登場というきびしい時代を乗り越えたカールおじさんでした。

1974年より「おらが春篇」が開始され、カントリー歌手の寺本圭一が歌を担当しました。同年12月の「雪だるま篇」より再び三橋美智也が主に担当するようになり、1993年の「おしゃべり貯金箱プレゼント編」まで使用されています。

三橋美智也は20年間で31作を担当し、その後は林家こぶ平(1994年)、岡村喬生(1998年)、団しん也(1999年~2001年)、志村けん(2002年~2003年)、和田アキ子(2007年)などが担当し、2011年2月より河村隆一が担当しています。

また、1995年、1996年のCMには宇崎竜童と瀬戸朝香が出演している。1978年には唯一、カールおじさんがセリフを言うCMが放送されます。このときの声は由利徹が担当した。

2015年7月28日からのCMは、武田真治が起用され、「実写版カールおじさん」に扮して出演。

なお、関連商品の「カールスティック」のCMではカールおじさんは一切出てきませんでした。カールスティックのCMは過去に広末涼子(女優)や高橋由伸(現・読売ジャイアンツ監督)が出演していました。

カール販売地図

カールおじさん


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カールおじさんの歴史

1960年代後半、明治製菓社内で1年通じて食べてもらえるお菓子を作り出そうとする企画が持ち上がる。

そんな中、アメリカ出張から帰ってきた社員からスナック菓子の存在を知り、日本初のスナック菓子を作ることとなる。

味付けのしやすさや原料費の安さからトウモロコシが選ばれた。暗中模索の連続の中「チーズ味」「チキンスープ味」の発売が決定する(1968年7月25日に首都圏で発売)。

最終候補まで上がった「トマトスープ味」は結局ボツとなり、2013年に発売されるまで45年間日の目を見なかった。「チーズ味」は子どもを、「チキンスープ味」は大人を意識してのものだったが、当時はチーズは日本人には馴染みが浅く斬新だったという。

100g入りで70円と他の菓子が50円で売られる中、やや高めの価格設定だった。しかし密閉性が不十分で湿気を帯びやすかったこと、価格設定や対象とする層には量が少し多かったことから当初は売れ行きは芳しくなく、クレームも多く寄せられたという。

翌1969年には「チーズがけ」「カレーがけ」が発売される。密閉性を高め、70g入り50円とするなどクレームを克服する改良が行われたことで好評で、売り上げを伸ばしていった。さらに1971年には関西圏でのさらなる拡販を目指し、昆布だしをベースとした「うすあじ」を発売した。

1975年のパッケージよりイメージキャラクター『坊や』が登場する。1982年、「うすーいしお味」からパッケージに『カールおじさん』が登場する。

1988年には袋の素材がアルミ箔を挟んだ物に変更され、それに伴い、従来の中身透過から、イメージ写真のプリントへ変更された。

1993年、1976年の「バターミルク味」以来の甘い味となる「チョコレート味」「ナッツキャラメル味」が発売された。

1996年、コーングリッツに加え、少し甘めのスイートコーンも使用開始したといわれる。

30周年を迎えた1998年には、従来のスタイルから離れたスティック型のカール「カールスティック」が発売される。2001年、ホームページと連動してキャラクター型の菓子を見つける企画を行うも、予想を大きく超える反響があり、企画が中止となる。

同年冬、受験生を応援する商品として「ウカール」が発売される。以後、定期的に受験シーズンになるとパッケージが変更されている。

2004年には『カールおじさん』30周年を記念し、ロゴが一新されるなどした。2005年には量・大きさが通常の2倍サイズの「でかカール」が発売された。

2008年は発売40周年を記念し、新しい生地による「カールふわっち」「くりぬきカール」が発売された。

また、ポッカコーポレーション(現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ)との業務提携に伴い、POKKAの商品『じっくりコトコト煮込んだスープ』とのコラボレーション企画として「コーンポタージュ味」「クラムチャウダー味」が発売された。

2012年には、沖縄県限定で神戸屋とのコラボレーションによる「カールパン」も発売された(カレー味、チーズ味)。また同年、「お米で作ったカール」も店舗に並び、2013年には「焼きたらこ風味」「海苔の佃煮風味」が新たに発売されている。

さらに明治のHPで行なわれた「食べたいカールはどれ?」キャンペーンのうち、「食べてみたい!夢の味」部門で1位となった「グラタン味」が2013年11月に発売された。

2016年、カールより硬いかみごたえと濃厚なチーズの風味の「大人の贅沢カール」が発売された。

2017年5月25日、競争激化による販売低迷などを理由に中部以東での販売を8月で終了し、近畿以西(滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西)でも「カールチーズあじ」「カールうすあじ」のみの販売になることが発表された。


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