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最高裁はオウム真理教の幹部等に対し「結果の重大性は他に比べるべき例がない」として上告を退け2008年死刑が確定していました。林泰男死刑囚に死刑執行の命を下した上川陽子法相に異を唱える理由はありません。そんな林泰男の家族や結婚などについて記事にしました。

林泰男


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林泰男 死刑囚のプロフィール

名前(旧姓) 林 泰男
名前(現姓) 小池 泰男
生年月日   1957年12月15日
出身     東京都小平市
処刑日    2018年7月26日(60歳没)
処刑場所   宮城県仙台市若林区(宮城刑務所内)
学歴     國學院大學久我山高等学校中退
       東京都立立川高等学校定時制
       工学院大学二部電気工学科  
ホーリーネーム ヴァジラチッタ・イシディンナ
ステージ    正悟師
教団での役職  科学技術省次官
入信      1987年
関係した事件  松本サリン事件
        地下鉄サリン事件
判決      死刑(執行終了)


林泰男死刑囚は教団内では、師長というステージを麻原彰晃によって与えられていました。
もっとも、麻原彰晃の悪の権化が勝手に作ったステージだったのですが・・・。
<オウム事件当時の教団の組織階級(1993年頃)>
尊師
正大師
正悟師 (正悟師長 ‐ 正悟師長補 ‐ 正悟師)
師 (師長 ‐ 師長補 ‐ 師 ‐ 小師)
師補(スワミ)
サマナ (サマナ長 ‐ サマナ ‐ サマナ見習)

林泰男 死刑囚の家族や結婚・子供は?

林泰男死刑囚は、獄中結婚をしていました。
結婚相手は、オウム真理教の元信者で教団内では「車両省大臣」だった野田成人の専属運転手を務めていた女性信者といわれてます。


2人の間に結婚に至るような恋愛感情がどこで生まれたのか定かではありません。
オウム真理教として、2人の結婚が林泰男死刑囚に有利に働く何らかの要因があったのかもしれませんね。


またもう一つは、結婚することで林泰男死刑囚にオウム教団の詳しい情報を封じ込むために同じ信者の女性と結婚させた?
何らかの攻略的な目的があったにちがいありません。
もちろん、事実は一切わかりませんが・・・。


林泰男死刑囚は、小池泰男に苗字に改名されてました。
これは女性信者の苗字に改名したからなのでしょう。


このことについて、公安当局のOBの話では、
オウム真理教としては、今回の地下鉄サリン事件の痕跡を消すために残存する教団ぐるみで戸籍操作をしていたと言っています。


それは、女性信者とオウム事件の死刑囚との養子縁組や結婚。
または、関東某県の教団施設にわざわざ(信者の)養子となったり、元の家族の戸籍から籍を抜いたりしていると・・・。

林泰男元死刑囚は、『獄中結婚』

林泰男死刑囚は真面目な性格だったと言われ、妄信的になっていた当時は、絶対的存在の尊師・麻原彰晃の命令には服従を誓っていたという。


林泰男死刑囚は、『獄中結婚』をし最後の最後までオウム真理教の教団にコントロールされた加害者でもありながら、被害者といってもいいでしょう。
もちろんこの2人の間に子供はいません。

林泰男 死刑囚の教団内での役割は?

林泰男 死刑囚の教団内での役割は、尊師である麻原彰晃の運転手や科学技術省次官の一人として教団施設の電気工事や盗聴、逃走した信徒の連れ戻しなどを
担当していました。


まさに強かな麻原彰晃のしたたかな適材適所という人の使い方を見ることができますね。


地下鉄サリン事件では、他の実行犯たちはサリンパックを2つずつ所持していたのですが、林泰男死刑囚は積極的に3つも携帯しています。
このことから『殺人マシーン』と呼ばれるようになっていきました。


林泰男 死刑囚は、地下鉄サリン事件直前に正悟師に昇格。


林泰男 死刑囚は教団の中では、地下鉄サリン事件以前はあまり高くないステージでしたが、麻原彰晃への忠誠心だけは高かったようです。


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オウム教団では女人禁制?

事件当時の林泰男死刑囚は37歳という若さでした。


オウム教団内では、尊師である麻原彰晃はハーレム状態の生活を繰り返していながら、教団内の男性信者には女性信者との恋愛は厳禁されていました。


当然、林泰男死刑囚は麻原彰晃を尊敬・信じ切っていましたので独身を貫いていたでしょう。
(身勝手だった教祖?麻原彰晃!)

オウム教団の全貌と今後は?

麻原彰晃死刑囚が首謀者とされた今回の地下鉄サリン事件の結末。
判決で認定された死者は計27人で、起訴後の死亡者などを含めた犠牲者は29人に上る。
国は6500人以上の被害者を確認し、現在もオウム被害で苦しんでいる人が多く今回の死刑執行で完結とはいかないのが辛いところです。


その後もオム教団は、現在も活動を続けていて、後継団体の「アレフ」や、元幹部の上祐史浩代表が設立した「ひかりの輪」などが存在します。


これらの団体について公安当局の見方は「表面上関係を否定しつつ、教義に絶対的に帰依するよう説いている」とみています。

オウム後継団体「ひかりの輪」

<上祐氏が月1回仙台の施設訪問>
宮城県警は17日、県内のオウム真理教後継団体の活動状況を公表した。教団元幹部の上祐史浩氏が後継団体アレフから分派して設立した「ひかりの輪」の施設が仙台市宮城野区にあり、上祐氏が月1回程度、施設で県内や東北他県の信者らに講話などをしていることを明らかにした。


アレフの施設は県内になく、ひかりの輪、アレフとも信者は県内に数人程度という。県警警備部は「地域住民とのトラブルなどは把握していないが、不測の事態に備えた対策を講じたい」と説明する。

林泰男 家族や結婚は? まとめ

今回、死刑執行となった林泰男の処刑場から目と鼻の先といわれる上祐が率いる仙台支部「ひかりの輪」が5~6km圏内にあると言います。
林泰男死刑囚が最後に言ったとされる、「麻原彰晃からの命令で実行しただけ」と、最後の最後まで自分の意志はなく、すべてマインドコントロールされていたことがわかります。


宗教のいいところは、何も考えなくていいところですからね。
すべて教祖の考えを実行するだけ、考えなくて生きていられる世界が宗教とでもいいましょうか・・・。



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