夏の風物詩とも称される四国・徳島の阿波おどりが杜撰な運営で巨額の赤字で危機に瀕している。庶民の「踊るアホ~に見る阿保~」が「運営者のアホ~に踊るアホ~が」反旗を翻した。阿波おどりの巨額な赤字はなぜ大きくなったのか?その理由は何が原因だったのか?気になって調べました。
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徳島新聞と市側の癒着?
徳島の夏の風物詩である阿波おどりが、主催者の徳島新聞の杜撰な運営によって、巨額な4億3000万円という大赤字に直面している。
この赤字を主催者はどうやってクリアーするのか問題は時間とともに大きくなるばかりでした。
阿波おどり 赤字の原因・理由は?
徳島市観光協会幹部の言い分はこうである。
「問題は、徳島新聞による阿波おどりの”チケットの買い占め”が原因」と公然と話してくれました。
徳島新聞は阿波おどりの人気席を毎年2〜3万枚のチケットを独占していました。そのため、一般客のための発売が始まっても販売直後に売り切れてしまうという状況になっていたのです。
チケットが発売開始から2分で完売、苦情が殺到
チケットが発売開始から2分で完売、苦情が殺到するという状況は今回だけの問題ではありませんでした。
阿波おどりの運営改善を主張する徳島市議の岡孝治市議は、現状を次のように説明しています。
阿波おどりのチケットが発売開始されるのが7月1日の朝10時。
一般向けに割り当てられたチケットは10時2分には完売というありさま。
もちろん、このことで観光協会には苦情の電話が殺到していました。
一般市民の「阿波おどり」だったのがいつの間にか、特定の会社の邪な運営に染められていたことになります。
最近は実際に阿波おどりの特別席に空きが見られることも珍しくないという。徳島新聞が配布した闇に配布されたチケットが原因だといいます。
徳島新聞と市長側との癒着?
このことについても観光協会幹部は続けて話を止めようとはしません。
内容を纏めてみると、徳島新聞が確保した席は、同社のグループ企業や取引先に最初に販売されるといいます。企業の目に見えない利益優遇といった仕組みになっています。また、会場に広告看板を出したスポンサー企業に対して、招待券として配布しています。
まさに、企業間の癒着といった利益還元が阿波おどりのチケットで支払われているのです。
これでは一般市民がチケットを購入する前に占有されていますので、いつまで待っても庶民はトケットを手にすることはできないことになります。
これだけ全国に知れ渡ってしまった阿波おどりの現実をどう解決していくのか徳島県民は頭が痛む問題ですね。
さらに一人独占的に儲けているのが『徳島新聞』の看板広告の集稿・制作を独占し、割高な手数料で暴利を貪っているのも事実です。
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徳島新聞グループ出身?
徳島新聞(協賛社)だけでなく、徳島市の遠藤彰良市長も事態の悪化を改善する気はまったくないようです。
本当は危険が迫っている『阿波おどり』なのですが、「まだ大丈夫」「大したことない」と考えてしまうのが経営者、主催者の責任ある立場の人の心理状態といわれます。
このような巨大な赤字にもかかわらず、まだまだ少し手を加えれば修復可能だと思い込んでいます。そして、平常心を装っている徳島新聞の上層部はこれからもっと大きな問題になっていくことを認識すべきです。
実は、遠藤市長は徳島新聞グループのテレビ・ラジオ局である四国放送の出身者なんです。
四国放送でアナウンサーをやっていた遠藤氏が市長になれたのも、徳島新聞の数の票があったおかげですから、市長と徳島新聞は癒着の塊といっていいでしょうね。
このように遠藤市長も徳島新聞と共犯関係にあるのではないか、と疑われても仕方がない。
徳島が誇る、文化と伝統ある「阿波おどり」は今年も徳島新聞に「食い物」にされてしまうのでしょうか。
「阿波おどり」は今後存続できますか?
そもそも阿波おどりは徳島市と公益社団法人の観光協会、それに徳島新聞社の3者の共催です。
「阿波おどり」のイベントが終了すると徳島新聞が主催する「阿波おどり実行委員会」が運営経費を観光協会に請求する。
観光協会は言われるがまま払ってきました。その年の収支が赤字になっても金融機関から借金してまで支払ってきています。
このままの運営では赤字は大きくなるばかりでしょうね。
徳島新聞社の「阿波おどり実行員会」の請求内容を精査しないとはっきり金額がわかりません。
徳島新聞と徳島市のなれ合い(癒着)ではこの問題は解決できません。
実行委員会の請求は本当に必要な経費だったのかをチェックするオンブズマンがひつようでしょうね。
もしかしたら、徳島市民の血税からこの赤字補填をする可能性は十分ありますね。
阿波おどり 巨額な赤字はなぜ出る?その理由・・・まとめ
どこにでもある今回の「阿波おどり」の赤字問題です。
一般の市民が知らない間に誰が考えたかわからない不思議な世界がいっぱいあるんですね。
あの有名な四国の阿波おどりが赤字だとは誰も信じないでしょう。
120万人もの観衆が詰め寄せる国内唯一の舞踏会ですからね。
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