NBAに出場した日本人選手は田臥勇太選手だった。あれからもう14年という月日が流れてしまった。田臥勇太選手の後を受け継いだのが恵まれたサイズでかっこいいと評判の渡邊雄太選手。そんな渡邊雄太選手のかっこいい英語力や性格やいままでの評価などを調べてみました。
渡邊雄太選手のかっこいい英語力
渡邊雄太選手の父親から電話がかかってきたという。
それはNBA経験者の田臥勇太選手の携帯だった。
「渡邊雄太の父親・英幸ですけど・・・」
「息子がNBAに挑戦したいといってますが・・・」
「英語も何も話せない息子なんですが大丈夫?でしょうか?」
と、
もちろn、英語力だけが不安になっているわけではなく、バスケの面でも同様に親心としては心配が含らむ一方だった父親・英幸さんからの電話だったそうな。
田臥勇太選手は、
「身長も206㎝というサイズですから、NBAでも堂々とやり合っていけます」
とはっきりと答えていたといいます。
このように田臥勇太選手の後押しもあり、渡邊雄太選手はアメリカ留学を両親の心配を胸に秘めて、自分の不安もエネルギーに変えての挑戦がはじまりました。
難関の奨学金取得試験に合格
バスケットでは日本国内でも選抜されたり、ある程度の成績はのこしてきた渡邊雄太選手。それなりに体力面でも自信をもって渡米した渡邊雄太選手でしたが、いざアメリカのチームに入ってみると、想像以上に高い身体能力、洗練された技術力、さらに圧倒された練習での激しさだったといいます。
ところが、渡邊雄太選手は危機感をプラス思考に転じて、
「自分もこういう環境の中で日々プレーができて楽しい」
と。
しかしながら、渡邊雄太選手には限られた時間があり、学校にいられる期間は1年間というものでした。
その間にコート上で活躍をすれば、大学からスカラーシップ(奨学金または奨学金取得試験のこと)がもらえるという、切羽詰まった焦りも感じていたといいます。
こんな中で、この不安に打ち勝つには努力しかないと思い、毎日一生懸命努力をし続けた渡邊雄太選手。
この努力が実を結び、試合にはスターターとして出場して、結果、いくつかの大学からオファーをもらい、最終的にジョージ・ワシントン大学へ進学することを決めます。
ジョージ・ワシントン大学での生活は、あっという間の2年生の終わりが来たと。
渡邊雄太選手の学生生活はとても充実していて、楽しかったとあとでコメントしています。
特に大変だったのが英語での勉強
学生生活が充実していたと言っても、楽しいだけではなく、それなりに会話での苦労は多かったと話していて、そのときどきで渡邊雄太選手なりに奮闘していたと笑ってコメントしてます。
NCAA(全米大学体育協会)の規定では、標準以上の成績を取らないとバスケットをさせてもらえなくなるというルールがあります。
特に勉強には力を入れないといけません。
英語が下手な渡邊雄太選手は、他の人よりもより多くの勉強をしなければならず、英語は今でも苦労が続いているとか。
それでも、試合後のインタビューでは素晴らしい英語力でバスケを楽しんでいるのがわかります。
渡邊雄太選手が英語でコメントしてます。
「小さい頃からずっと父親や母親と努力をし続けてきた自分にとって、努力をするということは体に染み付いています。
ですから、そういった経験を幼い頃からしているので、どんなに苦しくても頑張って乗り切ります。」
と。
渡邊雄太選手の性格は?
日本人NBA選手として活躍したのは過去一人だけと考えると、今回の渡邊雄太選手の活躍は快挙であり、もっとマスコミは大きく報じてもよかったのではと、つくづくバスケ界のスターの登場に拍手の数がすくないような・・・。
そこで、渡邊雄太選手の良さを思いっきり記事にしていきますね。
ご両親もバスケで名を馳せた選手だったといいます。
やはり、そこに遺伝子が組み込まれた渡邊雄太選手の誕生だったといえます。
ただ、その遺伝子だけでNBAまで登りつめたかといえば、それだけではなかったと思います。
メンタル面の強さも相当強いものがあり、性格的には”とにかく妥協を許さない努力家”だと、関係者からの評価は高いです。
すでに尽誠学園高校時代から仲間からも
「渡辺雄太選手は努力の上に才能が乗っている男」
と、努力を惜しまなかった選手と評価されてました。
それに、謙虚な性格が加わり、NBAデビューできたのも、
「チームメイトのおかげ」
と、周りへの配慮ができる素晴らしい性格の渡邊雄太選手です。
バスケのプレイスタイルはダイナミックな渡邊雄太選手ですが、性格はつねに優しさを兼ね備えた日本の若武者といったところですね。
渡邊雄太選手の評価について
ついに渡邊雄太選手はNBAにデビューを果たしました。
直前にベンチ入りのメンバーに登録されたようで、113―91とグリズリーズがリードしている第4Qで出場することに。
”出場時間は4分31秒です!”
渡邊雄太選手は4分31秒の出場時間で2得点、2リバウンドという数字を残します。
初得点はフリースローでの得点になります。
渡邊雄太NBAデビューに海外の反応や評価は?
今回NBAデビューを飾った渡邊雄太選手ですが、国内だけでなく海外でも評価がされていますね。
渡邊雄太選手がファウルを誘うプレーをした際には、米記者たちも「ナイススピン」と称賛の声があがります。
チームのスタッフからの評価も素晴らしい。
「チームの一員として、チームメート、そして、一緒に働く人々と特別な瞬間を分かち合うことができてうれしい。
一緒に過ごした時間はまだ短いですが、あんなにいい青年を見つけることはできない。
伝えた役目は完璧に果たしてくれる。
絶えず努力を惜しまない。
感謝の気持ちを常に忘れない。
こういう場面を目の当たりにすることは喜びだ。
チームメートも胸踊らせているんだ。」
また、海外の方からの評価も、
「渡邊おめでとう!!!」
「日本のライジングスター!!!」
「デビューおめでとう!」
などデビューを祝う声が数多く寄せられています。
こんなに評価の高い選手の渡邊雄太選手なんです。
渡邊雄太のかっこいい英語力がヤバイ!まとめ
NBAでのプレーを夢みた選手が実際にその夢を掴んだときはどんな気持ちになるのでしょうね。
自分一人の力で勝ち取れるものではないので、何度となく大きな壁に挑戦しての結果でしょうね。
まず、尊敬できることはNBAの選手であるまえに、素晴らしい人格者であるということでしょうね。ずっと応援していきます。