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オウム真理教の広報担当だった上祐史浩氏。当時はあまりに詭弁にはしる上祐史浩氏を「ああいえばこう言う」にかけて『ああいえば上祐』とマスコミが皮肉交じりにつけたキャッチコピーだった。そんな上祐史浩と都沢和子は入信後になぜ結婚しなかったのか?その後の上祐史浩と都沢和子は?

上祐史浩と都沢和子

上祐史浩と都沢和子は結婚できたの?

都沢和子(とざわかずこ)
東京都荒川区出身
1965年5月19日生まれ
ホーリーネーム:ウッパラヴァンナー
2人姉妹の長女。


資産家令嬢として裕福な家庭に生まれた都沢和子は、昭和女子大学付属中学そして、昭和女子短期大学英文科へ進学します。
運命の出会いは大学の英文科というのがキーワード。


大学時代にESS(英語の弁論サークル)で活動する中で、早稲田大学ESAに所属していた上祐史浩とまさに人生の破滅の第一歩が始まる出会いが・・・。


そして、二人は・・・


都沢和子は大学卒業後、住友化学に就職し、OLとして働いていた。
その間も上祐史浩との交際は続いていて、4年目には上祐史浩が挙式の日取りまで決めていて、結婚間近だったという二人。


ところが、上祐史浩は結婚直前にオウムに入信してしまう。


ここら辺からベクトルがあらぬ方向に動き始めるのです。
1987年、都沢和子も上祐史浩のオウム入信を聞き、住友化学を退職してオウムに入信することに。


このときのことを教団出版物の中で、「両親と恋人を天秤にかけて、やはり恋人をとってしまった」と綴っています。


ところが、オウムに熱心なあまり、入信後は麻原彰晃の愛人になってしまったというから宗教の恐ろしさはなにおかいわんや。
恋人だった上祐史浩はどんな心境でオウムを信じ続けたのでしょう?


麻原彰晃のハーレムの一人として愛人となった都沢和子。
オウム元幹部の女性へのインタビューで、
「石井さん、都沢和子さんは女神のように美しかった。それは化粧によるものではなく、修行のたまものだったと思います」
と、麻原彰晃ハーレムの一員として寵愛を受けたことで美しくて女神のようだったとコメントをしています。


もちろん、ここまでの世界に入り込むと一般的な感情は超えているのでしょうけど・・・。麻原彰晃には複雑な気持ちであったでしょうね。


都沢和子は完全にオウム真理教にマインドコントロールされて、数々の罪を重ねて住居侵入罪で指名手配されて逮捕され、懲役1年の判決を受け服役することに。
そして、その後は教団に戻りたいとしていましたが結果として脱会の形になっているようです。


このような経緯からもわかるように、上祐史浩と都沢和子が結婚することはありませんでした。


上祐史浩は50歳になった今も結婚することはないようです。

都沢和子の現在は?

上祐史浩の元恋人で、麻原彰晃の愛人となっていた都沢和子。
現在は何をしているのか気になります。


オウムの女帝だった石井久子は脱会して、介護の仕事をしていると様で・・・。
都沢和子も脱会して同じような介護の仕事をしているのかもしれません。
もしかして、裕福だった実家で普通の生活を送っているのかもしれません。


オウム真理教という宗教の詭弁だけをうまく捉えた麻原彰晃によって、人生を大きく狂わされた上祐史浩と都沢和子。


オウム真理教などに入信しないで、二人で英会話スクールをやっていた方が楽しい人生だったかもしれません。
すべての人々を宗教で救う・・・なんて。

上祐史浩の父親の職業は?

上祐史浩と都沢和子との結婚については、上祐史浩の父親のDNAが関係しているのかもしれませn。


上祐史浩の父親は九州で銀行マンとして穏やかな生活でした。
ところが、父親が東京の貿易会社に転職することになって一家で上京します。
そして大人しかった父親が女性問題で狂い始める上祐史浩の家庭。
やがて両親は別居から離婚へと。


上祐史浩はその後、母親と2人で暮らすことに。
このころから、父親へのリスペクトは完全に消えてしまって、代わりに強い指導者を求めるようになったという上祐史浩。


そしてそれは普通の指導というよりも完璧に論破する怪しい宗教へと心がねじ曲がっていったようです。

母子家庭で育んだ母の愛

上祐史浩の母親は、学校の先生をしていました。
父親と離婚してからは、女手一つで上祐史浩を育てあげました。


上祐史浩も母子家庭というハンデを背負いながらも、学力が優秀だったこともありいじめに会うことなかったようです。


上祐史浩の学歴からもわかるように、早稲田大学高等学院、早稲田大学理工学部→早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了という素晴らしい学歴です。


卒業後はJAXA(宇宙開発事業団)に就職しますが、1ヶ月で退社しオウムへ出家してその後は、母親との連絡は一切なしということに。


母子家庭で苦労して育てが息子がオウムの上級幹部。
そして世間を騒がせる息子に母親はどんな思いだったのでしょうね。


ちなみに、上祐史浩は2013年、「オウム事件 17年目の告白」を出版しました。
この告白本を出版する少し前には、母親と再会していたといいます。
どんな親子の関係なのでしょうか?
母親は上祐史浩の育て方にどんな間違いがあったのか、最後の最後まで問い続けるでしょうね。
我が子の気持ちを理解できるまで・・・。

上祐史浩と都沢和子はなぜ結婚しなかった? まとめ

オウム真理教のマインドコントロールは、麻原(権力者)のエゴの詭弁に飲み込まれてしまったということに違いはありません。


現在も業界は違ってもこのマインドコントロールという話術、技術、文章力といったメンタルコントロールはすぐ傍にあることを解っていないと上祐史浩と都沢和子のように結婚もできなくなってしまうということですよね。

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