高校野球で最近はウエイトトレーニングの前に、食事のトレーニングが重要であることに気づき始めた学校が出てきています。高校野球で使う筋肉の意味や食事の意味も分からず闇雲にトレーニングに奔る時代はもう終わってるよね。食欲を満たすだけの食事からタフなカラダになるトレーニング方法を調べてみました。
食事がたくさん食べられるトレーニング
一般人とアスリートの違いは運動神経もさることながら、極めて差がおおきのは食事の量の違いといったことに尽きますよね。
一流のアスリートと呼ばれる選手は食の太さに驚かされます。
自転車競技の素人が走るレースで「ツールドおきなわ200km」のレースに参加した経験で、朝5:30には朝食の列に並ばないとスタート位置には立てない。
これはオリンピックでもなんでもない、単なる素人集団のレースなんですけど。
早朝からご飯を4杯も5杯も食べることができる選手が最終的には強い選手だった。すべてが内臓の勝負だった。
まず、スポーツ(高校野球)の技術面も必要なことは百も承知、それ以前に必要な食のトレーニングをお勧めしたい。
高校野球の食事トレーニングその1
『噛むこと』
内臓の負担を減らすためには、食べ物をよく噛むことが基本。
早く食べようとするあまり、噛まない選手が多い。これは長い目でみると乗り越えなければいけないときに体力の無さを痛感することになります。
よく噛まないことによって内臓が疲れ、消化不良を起こし栄養分を吸収できないカラダになっているので、いざ、というときに力が発揮できないことになります。
一番大切である自分のカラダをつくるための必要不可欠な食べ物、カラダを素通りさせるだけではあまりにもったいないことです。
食べ物を効率よく体のためになるように消化吸収するために、毎食、一口ごとにしっかり噛むというトレーニングをします。
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高校野球の食事トレーニングその2
『水分補給はちょこちょこと』
水分は食事と密接な関係があって、よく夏の季節に水分を取り過ぎて「水腹」となって食べ物を受け付けないという状態になった経験ありますよね。
高校野球は炎天下の屋外での練習があたりまえ、ここで水分を上手く取り入れる練習をします。ノドが乾くちょっと前にこまめ補給するように。
高校野球の食事トレーニングその3
『姿勢』と『腹筋』を常に意識する
姿勢が悪いと食にも関係してきます。
リアルに効く腹筋運動を毎日やることは、食べられるカラダを作るトレーニングになります。
高校野球の食事トレーニングその4
『朝食をしっかり食べる』
高校野球の場合、試合は日中に行われます。朝食をしっかり腹に入れられないといいパフォーマンスはできません。
朝食を抜くのは、お嬢さんがダイエットしている不健康なイメージがありますが、原因は夜遅くまで、お菓子のポテトチップスをドラマを見ながら食べていたとか。
夜中の食べ過ぎは筋肉にはなりません。脂肪になるか、内臓を傷つけるだけの結果になります。
朝、しっかり食べることができると、胃も健康的になり、その後一日の必要な量のご飯をちゃんと食べることができます。
日中たくさん食べて酷使した内臓を、夜おなかをすかせてしっかり休ませるのも大切なトレーニングのひとつです。
このように野球をするうえで朝ごはんがどれだけ食べられるのかは、とても大切なことだとお分かりいただけたと思います。
朝しっかり目が覚めないと食事に集中できません。
朝に食欲がない選手は5分でも10分でも早く起きて、身体を動かし、五感を刺激しましょう。
布団を上げたり、散歩をしたりとか、または朝食の準備を手伝うとか。
このようなことをすれば、しっかり目が覚めて、ご飯が美味しくなるはずです。起きて水を飲んで、失った水分を取ることは食欲を増すためにも大切なことです。
このように高校野球選手の朝ごはんをしっかり食べるためには、すこしだけ生活習慣を見直すということも必要ですね。
朝ごはんからウォーミングアップ
野球の試合は、朝食からはじまっています。
朝食が試合前のウォーミングアップといっていいでしょう。
ですから、朝食をしっかり食べることからもうライバルとの勝負は始まっていることになります。
毎朝、菓子パンとジュースでは筋肉も出来ないですし、ウォーミングアップにもなりませんね。
胃を丈夫にする食事
消化w助けてくれる酵素が入っている大根おろしと山芋。大根の葉っぱがあればジュースにして飲むのも効果的。
また、キャベツに含まれるビタミンUは胃酸の分泌を抑え、胃腸粘膜の新陳代謝を活発にする。これにより胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防できます。さらに胃痛だけでなく食欲不振、吐き気、解毒にも効果あり。ビタミンUの別名がキャベジンと聞けばもうおわかりですよね。
高校野球では食事のトレーニングをした・・・まとめ
高校野球での食事もトレーニングと捉えるのは、スポーツの食事摂取の観点からは最も大切なことですよね。
高校生のころからこのような考えを教育することで、自分でもこつこつとトレーニングして作り上げるものだという考えが定着しますからね。
従来の野球選手は、恵まれたひとだけの集団という感覚がり、イチロー選手が出現してからとくにすべてが「トレーニング」という考え方になってきていますよね。
自分が目標に掲げたことを毎日のトレーニングで成し遂げていくという方法が高校野球の食事のトレーニングというのが第一歩になってほしいですね。