日大の田中英寿理事長が「田中派でなければ日大に非ず」とまで豪語していた時代は今回の日大アメフト部の不始末で終焉を迎えるに違いない。日大というマンモス学校を餌食にしている田中英寿理事長の経歴や『今太閤』と支配した様子や妻の優子夫人のお店まで記事にしてみました。
田中英寿理事長の経歴やプロフィール
名前 田中英壽(たなかひでとし)
生年月日 1946年12月6日
出身 青森県五所川原市
出身校 日本大学経済学部経済学科
成績 アマチュア横綱(3回)
職業 日本大学 第12代理事長
財団法人日本オリンピック委員会理事・副会長
公益財団法人日本相撲連盟専務理事・副会長
国際相撲連盟事務総長・会長
受賞 1980年朝日スポーツ賞
夫人 田中優子
田中英寿理事長の夫人優子さんのちゃんこ屋は?
田中英寿理事長の夫人である優子さんは『ちゃんこ料理たなか』を東京の阿佐ヶ谷で経営しています。
よくある話ですが、本丸を落とすにはまず外堀を埋めなくては事は前に進まないのが世の中のしきたりだったりします。
『ちゃんこ料理たなか』に足げく通って、田中理事長の夫人・優子さんにまず認められることが出世の条件だとか。
いつも田中英寿理事長は黒いレクサスに乗って、阿佐ケ谷駅方面から来てちゃんこ店の前に止まったかと思えば、店内から力士風の男たちが露払いに回る仕組みになっています。
予算2620億円の日本最大の学校法人を牛耳る男、そんな理事長が作り出したこのルールを受け入れることができない関係者は日大グループでは憂き目はないといわれるほど、田中英寿理事長と夫人のお店は有効利用されている模様です。
田中英寿理事長の辞任はあるのか?
<内田前監督の常務理事辞任について>
総務部長・大里裕行氏「(5月)30日に内田常務から連絡がありまして、辞任したいと連絡がありました。ご迷惑をお掛けしたので、辞任したいとのことでしたので、書類を私が取りに行きました。病院に入院しておりましたので、その病室にうかがって辞表を受け取ってきました」
(解任ではなく辞任です)
今回のアメフト部の事件は当初は大学側もアメフト部の問題と捉えていて、日大全体の運営方針にまで言及されるとは、学長の記者会見の話を聞いても考えていなかったようです。、
3週間近く経った現在も問題が落ち着きそうな気配はありません。
日大に関しては井上コーチや内田監督が辞任をこの前に発表してました。
それでも今なお、マスコミの攻勢は続くばかりです。
問題を収束させるには、最高責任者である田中英寿理事長の辞任もありうるのでは?と囁かれるような空気になってきました。
最高責任者である田中英寿理事長の辞任ということになりますと、スポーツ関係の各団体に大きな波紋を拡げることになります。
現在のスポーツ関係の役職だけでも
財団法人日本オリンピック委員会理事・副会長
公益財団法人日本相撲連盟専務理事・副会長
国際相撲連盟事務総長・会長
という肩書が・・・。
どんな影響がでてくるのでしょうか?
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日本相撲協会の影響は?
昔昔の大相撲の本に書かれていた強烈に印象に残った話がありました。
初代若乃花という横綱が引退して、優秀な若手を全国飛び回って、発掘するというのが相撲部屋の親方の仕事だと言ってました。
「私の仕事は、人間馬喰なんです」と。
そうです、この仕事は目利きでないとできません。
この大変な仕事を日大の田中英寿理事長に任せているのが相撲協会。
田中英寿理事長が総監督を務める日大相撲部からは、古い話ですが横綱輪島、大関琴光喜、舞の海をはじめ、全大学中最多の68人もの力士を大相撲に送り込んでいるんです。
相撲部屋の親方にとっては、頭が上がらないところがありますよね。
幕下付け出し、三段目付け出しの資格を得た力士を紹介してもらえば、即戦力力士を労せずして関取にできるのですから。
田中英寿理事長の影響力は、角界においても絶大なのがお分かりいただけますよね。
ある日大相撲部OBが現実を語っています。
田中英寿理事長の鶴の一声で、相撲部員のどの部屋に入門するかは決められるといいます。
もちろん、『いや』などと空気は一切受け付けられません。
そのかわり、途中で挫折したり、あまりいい成績を残せず引退した力士などは、日大の職員として手厚く雇用するといったことでもフォローしています。
ここまで面倒みることで、相撲部の親御さんたちは田中英寿理事長になおさら頭があがらないといったところです。親にしてみれば、上手くいかないときのことも頭に入れて、引退後の心配もない田中英寿理事長頼みといったところです。ですから日大相撲部の門を叩く人が多いわけです。
もし、田中英寿理事長が辞任などということになれば、日大相撲部は消滅するかも・・・。
そして、角界も考えられないほど大きなダメージを受けることになります。
終わりの見えない日大アメフト問題。いよいよ批判の矛先がそのトップである田中英寿理事長に向けられ始めましたが、そんな理事長の去就に戦々恐々としているのが相撲界です。 https://t.co/aCozgouupj #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年5月30日
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田中英寿理事長の経歴や支配力に唖然!!まとめ
『平成の太閤英寿』といっても過言ではないでしょう。
まったく秀吉と同じ手法「派閥で人を集める」のやり方で、日大のトップにまでついた田中英寿理事長。
そういつまでも天下は続きません。考え方が時代にそぐわないときが必ずくるといいます。それは空気を読めなくなる『老いからくる』と言われます。
時代、時代のやり方が、今の時代に合わないなんてこと、いっぱいありますからね。田中英寿理事長の時代が終わったということでしょうね。